印日商工会議所(以後、IJCCI)は、日本とインド間の教育、文化および商業活動推進活動といった多岐に亘るる組織です。1989年の設立以来、IJCCIは、インド全地域にわたり250社の大中小企業メンバーを持ち、二国間の商工会議所としては、唯一のインド全域を網羅する組織です。IJCCIはチェンナイに本部を構えており、いくつかの州政府およびデリーの連邦政府との緊密な協力で機能しています。また、主要な商工会議所は日本全国に展開しています。
IJCCI語学学校は、教室での授業と遠隔教育の両方の授業を行っています。この語学学校は、日本語研究センターの設立を活動目的の一つとしており、教育活動の一環として、様々な専門チームを設置してきました。知識人による円卓会議での議論フォーラム、大学生向けの日本への関心を高めてもらう趣旨の日本フォーラム、学生たちの啓発目的で実施される現場労働者・企業経営陣・一般大衆間における日本式経営テクニックを学ぶスタディ・センター、そして最後に、現在のビジネス・シナリオの中で知的財産の重要性が高まっている状況に対応するIPRチームがあります。
最近IJCCIは世界中の重要なエネルギー問題に対し、エネルギーセルを設立しました。再生可能エネルギーに関連を持つ科学者、連合会、会社、管理者を含めるエネルギーセルは目標を共有する中小企業の協力を目指しています。
日本文化を理解することは、日本とビジネスをするための必須条件です。IJCCIは、印日間におけるアーティストおよび芸術愛好家間の橋渡しの役割も果たしています。会議所は日本からの訪問アーティストのリクエスに応え、文化的プログラムを企画しています。
経済面では、IJCCIは設立当初より、産業コンサルタント、投資プロモーターおよびビジネス仲介業者としての役割を果たしています。1988年以降、IJCCIが交流してきた日本の代表団は多数に及びます。以下にいくつかを言及します。
To mention a few :
IJCCIは、タミルナード州にビジネスを確立したがっている個人ビジネスマンや小規模のビジネスグループを、定期的に受け入れています。IJCCIの目的は、両国のビジネスマンが うまく商売できるような場を提供することです。 IJCCIは、良いビジネスパートナーが見つかるように仲介者として活動しています。ビジネス機会を増やすためにチェンナイで2012年2月、2日間にわたり両国の中小企業の国際ビジネス会議を行いました。
IJCCIは、2005年、2008年, 2010年, 2012年および2013年の五回に渡り、経済使節団を日本に派遣し、大きな成果を上げたことも非常に誇れる記録であります。この使節団は、東京・福岡・佐賀からの商工会議所と交流し、いくつかの県の高官を含め、日本政府との会議も行いました。
IJCCIは会議所が常に、全ての商工会議所と都市または外からの経済組織と力を合わせて働いているということを光栄に思っています。また会議所の中心グループは、その時々に議論を行うためにこれらの組織の代表者たちと会合し、日本のビジネスパーソンと協力を推し進める分野を具体化しています。会議所は、このイニシアチブと努力が今後数十年、日本とインド二カ国間の経済関係強化に大いに貢献するものと確信しています。